私、Webコーダーことおりについて、いろいろ。
前職
前職は、組込系のシステムエンジニアとしてプリンターメーカーに勤務しており、プリンターのファームウェアの開発を行っていました。
(簡単に言うとプリンターを動かすためのソフトウェアを作っていました)
Webコーダーになったきっかけ
・直接のきっかけは、メンタルを崩して休職することになったこと
・でも休職する以前から、仕事にやりがいを感じず悩んでいた部分もあった
もともと設計や実装(プログラミング)は好きで、仕事にやりがいを感じていたが、
徐々に仕事内容がプロジェクトや人を管理する業務にシフトしていて、
休職前の数年は自分でコードを書くことがほぼ無い状態になっていた。
自分はマネジメント系の仕事には(なぜか)全くやりがいや達成感を感じられなかったので、このまま続けられるのか悩んでいた
(上司に「マネジメントじゃなく設計がしたい」と言い続けていたが叶わず。。。)
・それプラス、コロナ禍でリモートワークが普及したときに、初めてリモートで働くことを経験し、
家にいながら働くことに魅力を感じるようになっていた
・そんな折りに休職することになった。
休職直後から、「体調が回復したとき復職するのか」o「rこのまま退職するのか」で悩み始め、
もし退職しても収入を得られるように、家でできる仕事を模索し始めた
・最初にチャレンジしたのはWebライター
理由は、文章が書ければ特別なスキルがなくてもすぐに始められる仕事だったから。
前職でも設計書や報告書・説明資料など、日々文章を書いていたので、Webライターならすぐできるかなと思った
・並行して自分でもブログを書いたりした(広告収入やアフィリエイト狙いで)
・Webライターで月数万くらい稼げるようになったころに、
デイトラとは別のスクールでWebコーディングの勉強をしてみた。
やってみたらコーディングがめっちゃ楽しくて
「自分は文章よりコードを書く方が好きだし向いている」と実感し、Webコーダーになろうと決意。
・そのスクールは値段は安かった代わりにHTML/CSSの基礎中の基礎しか学習できなかったので、
実務に耐えうるスキルを身につけるために本格的に勉強しようと思い、デイトラに出会った
フリーランスを選んだ理由(副業や転職ではなくてフリーランスな理由)
働く時間が自由だからです。
具体的には、フリーランスだと以下のような働き方が可能なことが理由です。
・昼間に娘の宿題を見てあげたり、習い事の練習に付き合ったり、通院に付き添ったりする時間を確保でき、
その分朝活や夜活で仕事するといった、柔軟な働き方ができる。
・土日でも暇があれば好きなだけ仕事できる(案件があれば)
1日のスケジュール
平日は、ざっくり↓のようなスケジュールです。
・5時:起床(朝活する日の場合)
・5〜7時:仕事(朝活する日の場合)
・7時:起床(朝活しない日の場合)
・7時半〜:上の娘(小1)を小学校に送って行き、帰りにランニング
娘が「一人で行きたくない」と言うので仕方なく送って行ってますが、貴重な運動の時間にもなっています
・帰宅後〜9時:家事(たまに下の娘(年中)を幼稚園に送ったり)
・9時〜17時半:仕事(途中、娘が帰宅したら休憩しつつ娘の宿題を見る時間を、30分〜1時間くらい挟みます)
・17時半〜21時頃:家族で過ごす時間(夕食→娘の習い事の練習→お風呂→寝かせつけ)
・21時半:就寝(次の日朝活する場合)
・21時半〜1時:仕事(次の日朝活しない場合)
・たまに徹夜
例外として、娘が風邪引いたら病院に連れて行ったり、妻から買い物を頼まれたら買い出しに行ったりもします。
長野県の田舎暮らしなのに妻が運転免許を持ってないので、車を出すのは私の役目になってます^^;
でもそんな例外にも柔軟に対応できるのが、フリーランスの良いところです。
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土日は、娘の習い事の送り迎えをしたりして少しゆっくりもしますが、暇さえあればコーディングしてます。
フリーランスとして活動してみて感じるメリットとデメリット
メリット
- 時間の融通がきく
- 仕事の内容を自分で決められる
- 土日でも深夜でも好きなだけ仕事できる(案件があれば)
デメリット
- 仕事の責任が全て自分一人にのしかかる。
会社員時代はチームで仕事していたので、チーム内で作業も責任も分散できたし、いざとなったら責任取ってくれる上司もいたけど、今は全て自分の責任。
会社員の頃は、バグもコードを書いた人1人の責任にはならず、コードレビューに参加した全ての人の責任というスタンスだったけど、今は自分一人の責任。
体調崩しても誰かがカバーしてくれたけど、今は誰もカバーしてくれない。(なので体調管理は徹底しないといけない) - 自分の書いたコードが最適解なのか常に不安(クライアントには隠していますが^^;)
会社員時代は、もっと良いコードの書き方があればコードレビューの場で指摘をもらえたし、それがスキルアップにも繋がっていた。今は自分のコードの良し悪しを客観的にレビューしてもらえる場がほぼ無い。 - 技術トレンドを自分から学ばないと取り残される
会社員時代は、同僚との雑談のなかで「こんなの知ってる?」的な感じで最新技術の情報を聞けたり、業務に必要な技術は勉強会で学べたりしたので、あんまり意識しなくても最新技術の知識が増えていた。今は自分から積極的に情報を取得しないと、最新技術を知らないまま、使えないまま、取り残されてしまう。 - 事務処理や確定申告を自分でやらないといけない
- ON/OFFの切り替えが無い
夜中でも土日でも、クライアントさんから連絡があれば対応しないといけない
少なくとも返信は返さないといけないし、「自分が書いたコードが動いていない」系の連絡だったら即対応しないといけない
メリットで「時間の融通がきく」を挙げましたが、逆に突発の連絡でプライベートの予定が崩れることもある - 収入が安定しない
案件によって報酬が払われる時期がまちまちで、納品した翌月に支払われることもあれば3、4ヵ月後の支払いになる事もある。なので、収入がすぐ入らなくても数ヵ月は生活できるくらいの蓄えがないと詰む。さらに、いつ収入が0になってもおかしくない - ボーナスが無い
- 出て行くお金が増えた
健康保険の会社負担が無くなった。国民年金の配偶者負担が増えた(第3号じゃなくなったので) - 社会的信用が無くなった。今はクレカ作れないかも。
フリーランス転向によるライフスタイルの変化
一番の変化は、毎日が充実していて楽しくなったことです。
会社員時代は仕事にやりがいを感じず、毎日モヤモヤしていましたが、今は好きなコーディングに没頭できていて毎日が楽しいです。
あとは、仕事に集中できるようになりました。
会社員時代は会議が多く、会議のために仕事を中断することが日常でしたし、メールや電話が頻繁に来たり、チームメンバーから「ちょっと今いいですか」と頻繁に声をかけられたりで、集中できる時間がありませんでした。今もクライアントさんからのチャットは来ますが、頻繁に仕事を中断させられる程ではないので、仕事に集中して取り組めています。
父親目線だと、毎日一緒に夕飯を食べたり宿題を見てあげたりできて、平日に子供と過ごす時間が増えました。
でも土日に子供と過ごす時間は減りました(暇があれば仕事部屋にこもってコーディングしているので)
トータルすると、妻や子供と過ごす時間は会社員時代より減ってるかもしれません^^;
フリーランスを目指している方へ
私が言うのも何ですが、いま会社員で、フリーランスに憧れいる・将来フリーランスを目指しているという人は、いったん立ち止まってよく考えてみてほしいと思っています。
フリーランスにキラキラしていて自由なイメージや憧れを持っているのならちょっと危ないかもしれません。
フリーランスで成功している人のSNSとかを見て「私も自由な時間を増やしたい」と思ってフリーランスになると挫折します。
何か趣味があって、その趣味に時間やお金を使いたいのなら、会社員でいる方が圧倒的に楽だし、願いが叶う可能性が高いと思います。
フリーランスになったら、特に最初の1〜2年は趣味どころじゃなくなります。貯金もなくなります。
私は、特に趣味が無くて、コーディングが好きで何時間でもコーディングに没頭できる体質だったから、たまたまフリーランスでも頑張れていますが、そうじゃなかったらたぶん耐えられません。
逆に、仕事自体に強いやりがいを感じられたり、仕事を通して達成したい目標がある人は、フリーランスでも頑張っていけると思います。
フリーランスになりたいと思っている人は、いったん立ち止まって、自分がどっちなのか考えてみてほしいなと思います。
(フリーランスを目指すなと言っているわけではないです。しっかりした目標があってフリーランスを目指している人は応援したい)
デイトラインタビュー
私は、Webコーディングをオンラインスクール「デイトラ」で学習しました。
そのデイトラのでyoutubeに、学習者インタビューの企画で参加させていただきました。